千年続く、新たな歴史へ。
真夏の奈良を、より熱く。
どこまでも、自由奔放、酔狂すこぶる、
好き好きに。奈良の歴史と神仏に感謝して。
2019、「バサラ祭り」は、新たな時代へ。
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鎌倉、室町時代に流行し、音楽や舞楽などで、
わざと拍子をはずして目立つ風潮、美意識を表した「バサラ」。
派手な衣装で粋に振る舞うバサラ大名でも知られるようになった言葉です。
その語源は、ダイヤモンド。そして、人はみんな、ダイヤモンド。
自由奔放、酔狂すこぶる、好き好きに。
この日だけは、みんながダイヤモンドのように、一緒にキラキラ輝こう。
そんな思いをチカラに、1999年の暑い夏の日、
「バサラ祭り」は “この奈良の地”でスタートしました。
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以来、変わらず大切にしていることは、【バサラ四か条】にある「粋」「錦」「心」「地」。
新しいだけのことなら、だれでもできる。でも、「バサラ祭り」は、
奈良にこだわり、歴史を敬い、けれども、過去には一切とらわれない。
「バサラ」と語源を同じくする十二神将、伐折羅(ばさら)大将をイメージシンボルと崇めながら、常に新たな進化を目指してきました。
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その進化を支えるのは、個性豊かにキラリと輝く一人ひとりの「心意気」。
そうした心のあり方、目指すべき様式を示すのが、「参拝」「奉納」「練り」の3つの要素。
単に目立って騒ぐだけじゃない。この地の神様仏様に手を合わせ、
「今」我々がここにあることに感謝する。無事、平穏を祈願する。
その気持ちを演舞に込めて、神様仏様に愉しんでご覧いただく。さらに、市中を練り廻り、
私たちの思いを町衆たちに披露し、町衆たちの共感、輝きと一緒になって、街に元気を届けます。
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多くの町衆、スタッフをはじめ、たくさんの人の輝きに支えられる「バサラ祭り」。
その主役の中の主役は、いうまでもなく、踊り隊のみなさんです。
昨年、20 回目の節目を迎え、2019年は、さらなる進化を目指す「バサラ祭り」。
今年は、これまで通りのダンシングパフォーマンスはもちろん、
いわゆる“踊り”という枠にとらわれず、より自由奔放、どこまでも酔狂すこぶる、好き好きに・・・。
「バサラ祭り」の歴史に新たな彩を添える、個性いっぱいのオリジナル・パフォーマンスも歓迎します。
【バサラ四か条】にある「粋」「錦」「心」「地」の発展系。
2019年、真夏の奈良に、どんな驚き、サプライズがあるのか。期待しています。
NPO法人 バサラ衆 理事長 魚谷和良
【バサラ心得四か条】
◎「粋」-バサラは言葉、振る舞いの中にある
伊達で酔狂で、物好き、人好き。
そして一番、人を酔わせる人であること。
◎「錦」-バサラは、姿、形、舞や踊りの中にある
一目置かれる美意識で、綾羅錦繍、着飾って、
何より、人より目立つこと。
◎「心」-バサラは、人の心の中にある
キラリと輝く心意気。時代の殻を打ち破る、
強い意志を秘めていること。
◎「地」-バサラは、奈良の土地の中にある
奈良にこだわり、歴史を敬い、
けれども、過去には一切とらわれない。
「粋」「錦」「心」「地」、すべて揃って、天下御免のバサラ者。
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『大和は国のまほろば』
この地で踊れることに感謝して、
咲く花の薫ふがごとく舞い、演じる皆さんの姿に、
今年も期待しています。